塾に滞在時間が長くなると、増えるのが食事の回数。受験生は、2食分必要になることも多くあります。ですが、お弁当を一日に、昼、夜と2つ分を作るのはけっこうな作業です。
そこで今回は、一度に2食分用意するお弁当の様子や、お弁当作りを少しでもラクにする方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
塾弁を2食分持って行くときの工夫
塾弁を2つ持っていくと、さすがにずっしり重量があります。お子さんの食べる量にもよりますが、うちの子の場合、2つ分のお弁当と飲み物も入れて、3kgは余裕でありました。
お弁当が2つ分の量とは
水筒や保冷剤も増えるので、メインバッグ以外にもう一つカバンが必要になります。丈夫なサブバッグか、保冷効果のあるお弁当バッグがあると便利です。
保冷効果を高め腐敗を防ごう
塾の教室内は暖房が効いていて、とても温かいので、冬でも「保冷バッグ」は必須です。
ほおっておいたら、せっかくのお弁当が傷んでしまいます。
お弁当は夜の分まであるので、長時間日持ちさせる工夫をしてください。しっかり腐敗を防ぐ対策は必要です。
おそらくほとんどの塾では、お弁当を冷暗する場所はありません。
しっかり食材のフレッシュさをキープし、保冷してくれる「お弁当バッグ」は便利です。飲み物も入れられる大きめサイズで、重量に耐えられる丈夫なものがおすすめです。
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そのほか、効率よくお弁当を作る方法はこちらに書いています。ぜひチェックしてみてください。

2個持ちする時におすすめの弁当箱
断熱構造の保冷ケースで傷みを防ぐ。入れ子式でスリムでコンパクト
断熱構造の保冷ケースは、外気から守るので、傷みやすい季節も安心です。二段弁当ですが、食べ終わったら一つに重ねることが出来るので、かさばらず持ち運びがラクです。
お弁当箱は種類はさまざまです。お子さまのお好みや、お母さんの気に入ったものを上手に利用してください。
アルミは菌が繁殖しにくい。軽くて丈夫。
アルミの特徴は軽量で丈夫なこと。そして雑菌や細菌の繁殖が比較的低いこと。食べものの腐敗が気になる場合に適しています。時間が経過した油汚れやニオイは落ちにくいですが、アルミは凸凹面が一切ないため、さらっと落ちやすく清潔です。
空気を抜いて酸化を抑える真空弁当箱
真空容器は、通常の弁当箱に比べフレッシュさをキープします。「食品の酸化を抑制し、鮮度や風味を逃しにくい」ので、おすすめです。別売りのポンプで、簡単に真空状態になります。作りたてのおいしさ密封できるので安心です。
「時短」「ヘルシー」「温かい」優秀アイテムスープジャー
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また忙しいお母さんには、万能で超優秀な「スープジャー」がおすすめ。
さっと具材を加熱するだけで、あとはほったらかしで火が通ります。作るのはとても簡単、お弁当の飾りも彩りも気にすることありません。
野菜をたくさん食べることができるので、お子さまの気になる栄養面も安心です。またスリムで持ち運びやすいボトルで場所をとりません、
温かいスープ、カレー等だけでなく、保冷効果も高いため、フルーツやそうめんなど夏メニューもOK。
バリエーションの幅広い人気のヒットアイテムなので、ぜひ取り入れてみてください。面倒なお弁当作りも、より簡単に素早くすみます。
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塾弁にスープジャーをもっていく時の大事なポイント
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腐敗を防ぐため、作ってから6時間以内に食べてください。
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それ以上経過すると具材が冷え、腐敗の原因になります。
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塾弁にスープジャーや保温弁当箱を持たせる場合は、必ず午前中に食べましょう。
サーモス 真空断熱スープジャー 380ml
そのほかの子供用弁当箱のおすすめは、ぜひこちらをチェックしてみてください。

2個持ちの日の塾の日程
受験生になると夏期講習や冬期講習などで塾の滞在時間が長くなるため、塾のお弁当を2食分持って行くことが多くなります。うちの子の場合のは、ざっとこんな感じでした。
夏期講習・冬期講習のタイムスケジュール
10:00~12:00 | 授業 |
12:00~13:00 | お昼ご飯 |
13:00~18:00 | 授業(※途中休憩あり) |
18:00~19:00 | 夜ご飯 |
19:00~22:00 | 授業 |
おおむねこのような感じですが、授業が押されてご飯を食べる休憩時間は短くなることもありました。
子どもを通塾させて感じたことは、集団塾の先生は厳しく授業もハード、内容も濃い分、時間もタイトになりがち。ご飯を食べる時間も、帰宅時間も予定通りにはいきません。
一方、個別塾は授業の進み方がそれぞれの子どもに合ったペースで指導しているので、時間の使い方もゆったりしているように思いました。
私自身、塾によって子どもの食事の様子は、個別塾と集団塾では違うなぁと感じています。
また特に集団塾の上位クラスになればなるほど、授業が延びる傾向にあるように感じます。
難関校向けのの受験対策は、テキストも増えるので、仕方がないのですが、授業が延長することが多く、昼食や夕食の休憩時間をけずって進めることもあります。
慌ただしい中、子ども達はお弁当を急いで食べることになりますが、そんな時は、さっと食べられるものがおすすめです。
お弁当持参は必須か
ちなみにうちの子の通っていた塾はどこも、食事は「お弁当必須」といった決まりはありませんでした。
ですのでお弁当のない場合は、外に買いに行っても、配達を頼んでも、どちらももOK。選択は自由です。学校のような校則はないので、それぞれ都合の良い方法を選んでご飯を食べていました。
子どもがご飯を塾で食べる方法は、3通りあります。
塾で食べるご飯・3つの選択肢
- お弁当を持参する
- 外食・コンビニへ行く
- 宅配・デリバリーを注文する
子どもの外出や、お弁当の配達の許可は、それぞれの塾でご確認ください。
うちの子の場合、塾で食べる方法は自由でした。子どもと母である私の選択肢が多かったので、気持ち的にもラクです。
お弁当は持参しなくてもOKだったので、コンビニや宅配を利用するお子さんも多かったです。
お弁当を2食用意するのは、荷物量も多くお弁当が傷みも気になるので、夕食分だけでも外食やデリバリーを利用するのも賢い方法かと思います。
お弁当の準備が間に合わないときの解決法
「お弁当箱を作りたいけど時間がない」「時間が経過したお弁当を食べさせるのは、衛生的に不安」でも、「コンビニ弁当はもの足りない」というお母さんも多いと思います。
そんな方におすすめなのが、手軽にお弁当や食事を届けてくれる宅配サービスです。食べたいものを食べたいときに、食べたい場所で注文し、配達してくれるシステムです。
配達日の指定や当日注文もOK。またお届け時間も指定もできます。配達先は、自宅以外も配達も可能です。
便利なお弁当の配達を上手に利用しましょう。

あとがき
受験生は塾の授業が増える分、塾で過ごす時間が長く食事の回数も多くなります。お母さんも入試までサポートが大変ですが、体調を整え上手に乗り切っていきましょう。食事もお子さんに合ったスタイルや、お母さんが一番やりやすい方法をみつけてくださいね。